雑誌レビュー(2009.04.07:ITアーキテクトVol.22)

ITアーキテクト Vol.22

まだ読んでいる途中なのですが(忙しくて!!)、ご紹介です。

特集の「アーキテクチャと性能」の部分は面白いです。

何が面白いのかと言うと、
kの周りはそうでしたが、常々、DBに出来ることはどんどんDBにやらせて、
アプリケーション側ではあまりデータ処理をさせない、という考え方が一般的でした。
ところが特集のPART1では、処理のボトルネックになりがちなのはDBなので、

①SQL文は単一のテーブルに対して発行し、DB側ではデータを一切加工しない
②2次インデックスはAPサーバーに作成する
③APサーバー上の処理を並列化する

とゆーよーなアプローチで回避してごらん、と述べられています。

羅列だけではイメージがつきにくいかと思いますが、
昨今のハードウェアスペックの上昇に伴う資源の有効活用の方法や、
複雑になりがち&性能劣化の原因となるSQL文の乱発を防ぐと、
システム全体を最適化して、結果、安定したシステムになるよ、と締めくくられています。

最初に読んだ時は「何言ってんだろう。アプリのコードが複雑になるだけじゃん。」
と思っていましたが、反芻すると、「あぁなるほどな」と思えるようになってきました。
kは表現ベタなので歪んで伝わってしまったかもしれませんが、
気になった方はぜひ雑誌を読んでみてください。