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形式知と暗黙知。

  • Posted by: doctor-m
  • 2008年6月14日 23:54
  • MBA | 日記

知識には「形式知」と「暗黙知」の2種に分類されるのが一般的だ。

「形式知」というのは、そう、僕がいま大学院で勉強しているものや、みなさんがこれまで学校で習ってきたような「形にできる」知識であり、いわば模倣や伝達ができるような知識をいう。
一方「暗黙知」はその逆で、形として表現できない、経験値などのことを指す。
ほとんどの知識は「形式知」であると考えていいと思うが、コンサルタントや敏腕営業マンなどのスキルやコミュニケーション能力などは、「暗黙知」に分類されるのだろうか。


今日の流通システム論の授業内で、セブンイレブンとローソンのケースを扱った。「なぜ、セブンイレブンはトップを走り続けることができて、ローソンはそれを抜くことができないのか」というお題だ。
とある学生の意見の中に、

「形式知と暗黙知があって、セブンイレブンの暗黙知を、競合他社は模倣することができないからである」

という言葉があった。


この言葉に先生が引っかかったらしく、

「暗黙知というと非常にそれらしく使えて、また、そのように片付ける学者が多すぎるから、あなたの意見もそのようなものになるのだろう。流通で暗黙知にあたるものなんかほとんどないと思うけど、どう考える?」

と鋭い切り返しがきた。
本当に学者であるなら、確かに暗黙知といわれるような、形にできないものを形にし、形式知として発表するのが筋であろう。


みなさんは暗黙知の概念をどう思いますか?
最近、企業では「見える化」なんてことも流行っていたりするので、やはり形式化できない知識というのは存在しないのだろうか...?



Comments:4

doctor-k 2008年6月15日 19:54

暗黙知って言葉にすると聞こえがいいけど、
社内での"形式化されていない業務プロセスやフロー"というのは存在すると思うよ。
ましてやそれが業績を左右するかどうか、という分野においても存在はすると思う。

何でもかんでも形式化はできない、
というのがkの感想かな。

BN社長 2008年6月16日 12:48

SEOとかやってるとよく感じるんです。
暗黙知。

どうも資料には落とせない経験からくる「感」とは言いたくないような、暗黙知としか言えないようななにか理路整然と説明できないものがあって…それを形式化するとひどく陳腐なものに見えてしまうというか…(笑)

僕にとっても結構テーマです。
僕が持っている暗黙知を形式知に変えて社員に落とし込みしたいっす w

doctor-m 2008年6月18日 02:24

>>>doctor-k殿
そうだね、何でもかんでも形式化や明文化はできないのではないかと、僕も思う。
でも、それは面倒なだけであって、「できない」ではなく「やってない」なのではないかと考えたりするんだよね。プロセスやフローとなると、それは行動の流れであるはずなので、一定のルールが存在する気がするんだよね。でも、そのルールを知っている人間が集まっているのであれば、“暗黙の了解”でみんな仕事をする。あれ?暗黙って単語使っちゃったよ。(笑)

doctor-m 2008年6月18日 02:27

>>>BN社長殿
社長んとこの仕事は、特にそうだろうね。僕が好きな、早稲田大学院の内田先生も、自分がコンサル時代に培った経験やノウハウ、いわゆる「暗黙知」を形式知にするという使命のもと、大学教授になったようだよ。
社長もいずれ、SEOの知識等々を形式化して、僕に教えてください。(笑)

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