本屋さん。

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内田和成先生が新しい御著書を出されたというウワサを仕入れたので、早速本屋さんをあたってみた。
今日は銀座での講師業だったので、学校に行く前に銀座コアビルに入っている「ブックファースト」と「教文館」に寄ってみたが、いずれも在庫切れ。そんなに売れている本なのかと思いきや、まだ流通に完全に載っていないだけでなくかなりマイナーな本のようだ。
ちょっぴりがっかりしながら講師業に入ったわけだが、買うと決めたら今すぐにでも買わないと気がすまない性分の僕は、どうしても今日買いたい。仕方がないので、帰りに新宿で途中下車して買うことを決めた。
今まで以上に横着になった僕は、在庫があるかどうか確認してから立ち寄ろうと、「紀伊國屋書店」と「ジュンク堂書店」のWebサイトで検索開始。
紀伊國屋書店では該当する書籍を検索するとどの店舗に在庫があるかどうかが一目瞭然。残念ながら僕がよく利用する新宿本店にはなかった。次にジュンク堂書店で検索してみると、”在庫あり”との表示だが、池袋本店の在庫のみの表示。これでは新宿店にほしい書籍があるかどうかが分からない。
いずれのWebサイトもデザインはイマイチかもしれないが、紀伊國屋書店のWebサイトの方が圧倒的に分がある。
池袋本店に在庫があるならば、新宿店にもあるんじゃないかと一縷の望みを持って電話で確認。とても親切に対応してくれ、最初はその部門の担当者がいないからかけ直すとのことだったが、3分後くらいにすぐにかけ直してくれて、在庫があることが確認された。そして僕は無事にその書籍を”今日中”に手に入れることができたのだった。
本屋さんはamazonの登場でかなり苦戦を強いられていると思うが、このようにリアル店舗同士での競争でも優位に立たなければならないのではないかと思った。今回は紀伊國屋書店に在庫がなかったので競合のジュンク堂書店で買い物をしたが、先にインターネットで在庫があることが確認できていれば紀伊國屋書店で買っていただろう。しかもジュンク堂書店の電話番号はフリーダイヤルではなく普通の番号で、通話時間は3分ちょっとであった。ユーザー(利用客)に電話をかけさせ、さらには長い通話時間となると、負荷が高すぎるのではないか。