講演会。

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いつもセミナーでお世話になっている先生が新しい本を出版され、その記念の講演会を行うと、ご招待いただいたので顔を出してきました。
その本はファイナンスの本なので、ファイナンス中心のお話かと思っていたのですが、いい具合に予想を裏切ってくれて、生活にファイナンス理論を持ち込んだ場合、生活自体も潤滑に回せるんだよという、大変ためになるお話でした。
そのお話とは別に、とてもいいお言葉をいただいたので、ここに紹介させていただきます。
【1】
「給与(収入)の約10%は、自分の学習のために投資しなさい」
その先生はとある国立大学出身(のちに米国MBA卒業)ですが、先生が大学を卒業するときに学部長からいただいたお言葉だそうです。人生は勉強をし続けなければ成功できないとのことでした。勉強して手にした「知識」は、誰からも奪われることが無く、繰り返し使える財産だからということです。
確かに1度得たノウハウは、誰かに奪われることもないし、自分が死なない限り消滅することは無い。
ケンタッキーフライドチキンの創始者カーネル・サンダースは、食堂を営んでいたが徐々に業績が悪化し、65歳のときにフォード(車)、借金、チキンの製造法の3つの財産しかない状態に陥ってしまった。しかし、カーネル・サンダースは、チキンの製造法をオンボロフォードに載せて、アメリカ中を渡り歩いて、自分のチキンの製造法を売って回った。それが成功していまや世界チェーンを築くまでになった話はあまりにも有名。
そのような逸話もあるので、知識というのはとてつもない財産である。
【2】
「時間をタイプに分けて遣いなさい」
時間をタイプに分けて遣っている人はいますか?
僕はここのところ読まなければならない書籍が多く、また、普通にも遊びたい。それで、成功している人たちはどのように時間を遣っているのかがかなり気になっていたので、とてもおもしろく聞くことができる内容でした。
その内容というのは、時間を3つのタイプに分別する。
[1]消費
[2]投資
[3]浪費
の3つに分けられるそうです。それぞれどのようなことかというと、
[1]消費:食事、仕事、睡眠 など生きていくうえで必要な時間
[2]投資:学習、読書 など自己啓発を行っている時間
[3]浪費:無駄な仕事(付き合い残業)、無駄な睡眠 など何も生まない時間
ということです。
できる限り「浪費」の時間を、消費・投資の時間に割り当てることで、時間を上手に遣うということを教えてもらいました。
また、時間だけはすべての人に平等に「1日24時間」と与えられているので、これをいかに上手に遣うかが、キーになるとのことですね。
こうやってブログを書いている時間は何になるのでしょうね…?