エアコンの水漏れ対応。

エアコンの水漏れ対応。

エアコンから水が

自宅リビングのエアコンから突然の水漏れ。向かって右下部からポタポタと。

いまうちのマンションが築12年ということで大規模改修を行なっており、ベランダの扉から窓からすべて閉め切っているので室内はこの季節といえども蒸し暑い。なので、テレワーク時には夏同様にエアコンをつけて過ごしている。先日、そのようにテレワークをしていたら水が落ちるような音がしてきて、大規模改修に関する外の音かと思ってしばらく放っておいたのだが、異様に近くで鳴っているようなので、音がするほうを見てみると、水がものすごく落ちている…!その水が落ちている元を見てみると、前述のとおりエアコンの右下部から水がそれなりの量垂れている。

すぐにスイッチをオフにしたのだが、しばらくポタポタと水が落ちてくるので風呂の桶を持ってきて下に置く。それと同時に「エアコン 水漏れ」で検索をかけて原因を探す。故障していたら10万円超の出費になりそうだなと思いながら。

エアコン水漏れの原因のもっとも多いのはエアコン内の結露の水を逃すドレーンホースの詰まりらしいので、室外機を見に行くも室外機の下は濡れているのでドレーンが詰まっているわけではなさそう。さて困ったなと思いながら様子を見ることに。

いよいよ業者を呼ぶことに

金曜日にこの現象が発生し、土曜、日曜とだましだましエアコンをつけてみるが、スイッチを入れてから15分くらいでやはり水が漏れてきてしまう。改めてドレーンホースをひっぱたりゆすってみたりするものの改善されないので、エアコンの故障も疑いつつ業者を呼ぶことに。

もちろん業者のあてなんてないのでググるしかない。「エアコン 水漏れ」の検索でリスティング広告を出している業者の1つである「電気の工事屋さん 中野店」に電話をかけてみることに。

電気の工事屋さん

ここに書いてあるとおり、まさにカンタン2ステップでアポ設定までは可能。しかし、本当にカンタンすぎて、現象についてのヒアリングはなく、詳細についてはスタッフが現場に到着してからということに。エアコン水漏れの修理費相場について質問するも「こちらは予約センターになっているので、ご質問にはお答えできません」というトークスクリプトどおりの回答が返ってきた。もちろん故障原因にもよるのである部分は仕方がない。

18時ごろにスタッフが到着。到着前に2回も到着目安時間を教えてくれたので、この辺はとても親切だなと思う。今回は2名のスタッフでやってきて、親分とお弟子さんというコンビだった。話をすると、やはりすぐにドレーンの詰まりを確認しに室外機を見に行く。ドレーン用サクセションポンプで吸い出してみるも「詰まってないですね」ということで、詰まりは問題なさそう。部屋に戻りエアコンから水を流してみるとやはり水がエアコン右下部から水が漏れてくる。改めてドレーンホースをチェックし、ホースをジョイントしている部分を外してポンプで吸い出してみると、なんとこちら側に水が流れるようになってきた。そしてエアコン側の水漏れが完全にストップ。エアコン本体に近い部分のドレーンホースが詰まっていたのだ。ここまで正味10分程度。

電気の工事屋さん

問題は解決したので、費用に関する話に移行する。原因調査6,000円、修理工事12,000円これに消費税(10%)で19,800円也。このサイトに記載しているとおりまったく明朗会計なんかではない。見積もりの事前提示もないし、作業完了後に「20,000円です」は、ヤクザのやり口と同じではないか。しかもたかだか10分の作業で20,000円は足元を見ているとしか思えない金額で、久しぶりに憤りを覚えた。加えて、ドレーンホースのジョイント部の繋ぎ直しも甘く、水がダダ漏れになってしまっているので、これは自分でビニールテープで養生し直す必要があり、踏んだり蹴ったりな改善となってしまった。

しかし、祝日にもかかわらず当日依頼で当日解決してもらえたのでよしとするしかないかもしれないが、ホームセンターでドレーン用サクセションポンプを購入してチャレンジしてみてからでもよかったかもしれない。また、業者を選ぶ際にはしっかりと見極めないといけないなと痛感したと同時に、みなさんもこの「電気の工事屋さん」シリーズは利用しないことをおすすめする。