AIR JAM 2018。

AIR JAM 2018。

当選まで

今年のゴールデンウィークの頃だったか、facebookかなにかでHi-STANDARDAIR JAM 2018ZOZOマリンスタジアムで行うことを知り、即座にエントリー。昨年暮れの単独ライブに行けたばかりだったので、「外れてもやむなし」と思いながらも「フェスってやつに行ったこともないし、当たらないかなぁ」と淡い期待を抱いていたことは否めない。以前の勤務先を辞めることが決まっていたこともあり、エントリしたこと自体忘れかけていたころ、チケットぴあから「当選が決定しました」とわたしの興奮とは反比例しているかのような無機質なメールが5/18に届いた。

そこからまたしばらく時間が空いて、8月末になって「チケット用のアプリをダウンロードせよ」というようなメールが届き、「あぁ、そういえばもうそんな時期か」と、当選したときの興奮はどこへやら、若干うっとうしい感も否めなかった。というのも、新しい会社に移って忙しくしていることと、今年の夏はとにかく暑くて若干バテ気味であるからだ。

tixeebox」とかいうチケットアプリがあるのであるが、これをインストールして電子チケットを入手するのだが、これが異様に面倒くさい。

当日

フェスなのでもちろん他のアーティストもたくさん出ているのだが、ハイスタ以外に興味があるアーティストがいないので、彼らの出演予定時間の19:15に間に合うように家を出る。ギリギリになって入場するのに時間がかかってハイスタを見られないってのも嫌なので15時過ぎに家を出る。東京駅まで行って京葉線に乗り換えて海浜幕張駅へ行く予定だ。

15時半ごろに東京駅に到着し、「これじゃあ到着が早すぎるな」と思い、東京駅一番街にある三省堂書店に立ち寄って、電車内の暇つぶしの書籍を物色しようとそこへ向かう道中、「京葉線は~~~」となにやら不穏なアナウンスが耳に入る。気のせいだろうと思い書店で目当ての本を買って改札に入ると、「京葉線は線路内発煙のため運転を見合わせております。千葉、船橋方面へは総武線快速をご利用ください」と明瞭に聞こえた。ZOZOマリンスタジアム最寄りの海浜幕張駅って京葉線しか走ってないし、総武線快速で近くまで行けるかもしれないが、その先どうするんだと不安になりながらも総武線快速のホームへ向かう。

ここで思案する。思いついた選択肢は以下の3つ。前提としていずれにせよ津田沼駅で総武線快速は下車して総武線に乗り換える必要がある。

  1. 海浜幕張駅のつぎに近い幕張駅で降りてタクシーで向かう
  2. 幕張駅は同じことを考えている人が多そうだから1つ手前の幕張本郷駅からタクシーで向かう
  3. 思い切って津田沼駅からタクシーで向かう

上から順にタクシー代は安いのだが、混雑リスクは高まる。タクシー代と混雑リスクのトレードオフなのだが、結局選択したのは3の津田沼駅からタクシーという選択肢。なぜかというと、混雑リスクはリスクなだけに自分でコントロールできないということと、タクシー代が少し高くなっても「間に合ったんだから」と府に落とすことが可能ではないかと思ったから。

これがまぁ悪くはなく、津田沼駅でタクシーを15分ほどだろうか待つことになったのだが、3,000円未満でぶじZOZOマリンスタジアムに到着することができた。

Hi-STANDARD登場!

到着したのはハイスタの2つ前のバンド「The Birthday」がやっている最中だった。もちろん知らないバンドなのだが聞いていると妙にかっこいいなと思い調べてみると、元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケのバンドだった!かっこいいに決まっている。

このあとに出てきたのは、「04 Limited Sazabys」というハイスタ超リスペクトバンドだった。こちらもまったく知らないバンドなのだが、少年っぽいハイトーンボイスとザクザクのギターリフの気持ちのよいバンドだった。

そして40分押しの末、真打ハイスタの登場!1曲目の『Dear My Friends』から全力で盛り上がって最後の『MOSH UNDER THE RAINBOW』まで一気。あっという間の1時間だった。

帰途が…

最後に待っていた難関が、「京葉線終日運転見送り」というオチ…!これが痺れた。少し早めに会場をあとにしたのだが、まったく意味がなく、またまた総武線の駅まで行かなければ東京方面へ帰るすべがないのだ。

仕方がないので、海浜幕張駅北口の「スシロー」さんで腹を満たし、そこから30分ほどかけて総武線の幕張駅まで向かう。わりと同じ羽目に遭っている仲間もたくさんいて、フェスの余韻に浸って元気いっぱいな若者たちと歩いていたので大してイライラもせずに駅まで向かうことができた。

終わりに

会場まで一路線しかないような開催場所だとこういう問題があるということを改めて認識。だからといって対応策があるわけでもないのだが…。

とにかく初めてのフェスとHi-STANDARDを楽しむことができてよかった。

Hi-STANDARDセットリスト

  1. Dear My Freind
  2. The Gift
  3. Summer Of Love
  4. Starry Night
  5. My First Kiss (with 04 Limited Sazabys)
  6. My Heart Feels So Free
  7. Pacific Sun
  8. All Generations
  9. Fighting Fists, Angry Soul
  10. Teenagers Are All Assholes
  11. Another Starting Line
  12. Lovin’ You
  13. Brand New Sunset

アンコール

  1. Stay Gold
  2. Free
  3. Mosh Under The Rainbow