父になりました。
- 2012.10.23
- 日記
第一子となる男の子が産まれました。2,992gでした。
予定日は11月4日だったのですが、8月ごろから逆子(骨盤位)になってしまい、なかなか直らずに結局帝王切開で強制的に取り上げることになってしまいました。
帝王切開はいろいろなリスクがあったり(麻酔以外の具体的なリスクはよく知らない)、妻にとっては術後の創傷などが痛んだりと、辛いこともあるかもしれないが、個人的な意見を言わせてもらうと計画的かつ非常に繊細に管理されている”手術”となるため、安心してこの日を迎え、過ごすことができた。
今日は終日休みをもらっていたのだが、前日病院で「手術は2組目のため、11時ごろになるかと思います」とのことで、普通に会社に行くのと同じ時間に起床して、シャワーを浴び「とくダネ!」を見て時間を過ごす。10時ごろに病院に着けばいいかなと9時半前に自宅を出発。平日の朝なので渋滞を心配したのだが、さほど混んでおらずに30分弱で病院に到着。
病室に入るといつもと変わらない様子で妻がベッドに座っていて、こちらもその顔を見てホッとする。ただ、点滴をつながれているので、なんとなく病人っぽい印象になっている。
11時過ぎてもなかなか手術に呼びに来られず、結局11:25に呼ばれて病室を出て手術室に向かう。病人ではないので立ったまま自分で手術室に向かう段取りとなっている。
妻を手術室の前まで送ったあと、車内に忘れてきた財布を取りに駐車場に戻ってから、また待合に戻ったのであるが、妻がオペ室に入ってからちょうど1時間くらいが経った頃だろうか、元気いっぱいの赤ちゃんが目の前にやってきた。これがまさに世にいう「感無量」というやつなのだろう。結婚式を挙げたときももちろん感動したし、みなさんの祝福に感謝したことに違いはなかったが、今回はレベルが違う。ずーっとお腹の中に入っていたまだ見ぬ赤ちゃんが、手に取れる状態になって世に出てきているのだ。何とも言葉に言い表せない状況。前日慌てて買いに行ったビデオカメラをひたすらに回し、デジカメで撮影し、妻に頼まれていたのでfacebookにアップする用のiPhoneで撮影。
子どもの名前は「蒼空(そら)」。
夏ごろから読みだけは決めていたのだが、直前になって上記の字に決定。その理由は、
- ぼくの好きな言葉に「雲外蒼天」という言葉があり、そこに「蒼」が使われていたこと。
- 先日韓国に行った際に、その機内から見た青空があまりにも素晴らしかったのでこの字を使いたかった。
いくつかある「ソラ」の字の中でも妻もこの字を最も気に入ってくれていたので、互いに納得して命名した。
これから、彼にとってどんな未来が待っているのかもちろん未知数だが、彼の幸せの一助になれるように父親業を頑張っていこうと思う。
産まれてきてくれてありがとう。
松本 蒼空:2012年10月23日 12:23誕生。2,992g/48.2cm
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