マーケティング講座。
MBAセミナーに参加してきました。
今日のお題は「マーケティング」。
マーケティングという言葉はどのビジネスジャンルでも使われ、とても一般的な言葉だけど定義を知らなかった。
もっとも権威のある「全米マーケティング協会」曰く以下のとおり。
Marketing is the process of planning and executing the conception, pricing, promotion, and distribution of ideas, goods, and services to create exchanges that satisfy individual and organizational objectives.
マーケティングとは、製品と価値を生み出して他者と交換することによって、個人や団体が必要なものや欲しいものを手に入れるために利用する社会上・経営上のプロセス
とのことだそうだ。なんだかよく分からないけども、要は「儲け続ける“仕組み”」ということだ。
じゃあ、その誰もが憧れる「儲け続ける“仕組み”」を作るにはどうしたらいいのかということを勉強してきたのだが、これがまた難しい。当たり前だけど。だけど、とてもたくさんのフレームを教えてもらえたので、今後のビジネスに活用できるようにこれからも勉強しようと思う。
このセミナーの中で、もっとも面白かったのが、「AIDMA理論」の派生系の「AMTULモデル」と言われるもの。恥ずかしながら初めて聞いた。
AIDMA理論
顧客の心理行動
- Attention:注目
- Interest:興味
- Desire:欲望
- Memory:記憶
- Action:行動
AMTULモデル
AIDMA理論を数値的に表すためのフレーム
- Awareness(知覚):再認知名率
- Memory(記憶):再生知名率
- Trial(試用):使用経験率
- Usage(頻繁な使用):主使用率
- Loyalty(忠誠心):今後の購買嗜好率
今回は清涼飲料水の「コカ・コーラ」をモデルに説明していただいたが、とても分かりやすいものだった。興味ある方は検索してみてください。また、僕が属するWeb業界では独特な理論があって、AIDMA理論から派生して「AISAS理論」と言われるものがある。
AISAS理論
Webにおける顧客の心理行動
- Attention:注目
- Interest:興味
- Search:検索
- Action:行動
- Share:共有
というものだ。注目から興味まではAIDMA理論と同じだが、その直後の「Search」や最後の「Share」などはWebならではの心理行動である。
このモデルが存在するということは、Searchをカバーするためには「SEO」、口コミをカバーするために「CGM」のフォローなどが、Webクリエイターは必須になるのかなと思った。