仮説思考。

3連休明けの仕事というのはどうしてこうもだるいだろうか…。
今日は、占い師さんのおうちへお呼ばれされて、いつものメンバー（T氏、N氏、僕）で占い師さんのお宅へ。
もちろん理由も無く呼ばれたわけではなく、パソコンの調子が悪いので見てほしいとのことだった。いわば町医者の往診といったところか。
こういったケースで往々にしてあることだが、見に行ったときに限って普段の悪い現象が起こらない。よって、直しようが無いわけだ。しかし、ここで仮説をいくつか立て、あらゆる術を尽くすのが内田先生言うところの「仮説思考」になるのだ。
ホームページへの接続がおかしかったり、メールがうまく送れないという現象があったというので、僕は「ネットワーク障害の可能性」という仮説を立てた。メールだけだったらメーラーの設定や、メールサーバーの調子などが疑われるが、ホームページとメールの両方ということで、ネットワークに目をつけた。
この次の仮説は、ソフト的なエラーかハード的なエラーかを判断する段だ。
ソフト的なエラーは、アプリケーションの設定等を見れば一目瞭然なので、ハード的なエラーに絞られる。
そこで接続状況を見てみると、近所の無線LANを拾っていたらしく、その電波が弱いものだったので時にインターネットが切断されるという現象が起きていたようだ。これも確認したわけではないので、あくまで仮説だが、ご自宅の有線LANのみに切り替えてからは、まったく問題が無いようだ。
こんなところで「仮説思考」が役に立つとは思わなかった。