『奇跡の響演』@東京文化会館。
知人のプリンシパルにご招待いただいて、東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団とイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団と指揮者のズービン・メータの『奇跡の響宴』を観てきた。本当は僕みたいのが拝見・拝聴させていただくのって、もったいないのかもしれないんだけど…。
写真は約10年ぶりくらいの東京文化会館の内装。なんだか金持ちそうなのがたくさんいた。
こういうつまらない感想しかもてないところが悲しい。
で、さすがに演劇を撮影するわけにはいかないわけだが、まーとにかくすごいの。
3部構成になっているようで『ペトルーシュカ』『愛が私に語りかけるもの』『春の祭典』の順で行われた。
『ペトルーシュカ』は以前にも観させていただいたことがあったので、懐かしいなという思いとともに、かわいらしい衣装と踊りが多いので子供たちが見ても喜びそうだなと。
『愛が私に語りかけるもの』は、芸術作品過ぎて(?)本格的に理解不能。メゾ・ソプラノの藤村実穂子さんの歌声がハンパなくきれい。B’zの松本孝弘が稲葉浩志の歌声ことを「彼の喉は楽器だ」と表現したが、まさにそのとおり。藤村さんの歌声がイスラエル・フィルハーモニーの楽器のイチブになっていた。
『春の祭典』も以前観させていただいたことがあるのでたぶん2回目とかなんだけど、完全に肉体美。肉体の極限ってやつなのかなぁ。すべてに妥協が見当たらず、ストイックな印象。自身の仕事もそのように取り組まないといけないなと、あんまりバレエっぽくない感想だ。
いずれの作品もストーリーがあるようなのだが、ただ観ただけでは僕にはストーリーがさっぱりわからない。みんなストーリーを予習してあるってことなのかな。
さっきご招待してくださった方とお話しましたが、ズービン・メータ氏は、バレエでタクトを振るのは初めてのことだと。もっというと、オーケストラ・ピットに入ることなんかもこれまでなかったはずだって。そりゃそうだよね、本人がいつも主役なんだもん。
撮っちゃいけない写真をいくつか撮ってあるので、このほとぼりが冷めたころにこっそりアップします。
こんな僕を、優雅な気持ちにさせてくださって、本当にありがとうございました。
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