ワーケーション@秩父。

ワーケーション@秩父。

大学院時代の恩師に誘われて、埼玉は秩父のワーケーションスポットに2泊3日で行ってきた。ここは、地元秩父の内装業者の2代目の社長が、秩父に人を集めるためにはじめたそうで、若者を中心に流行りつつあるワーケーションスポットだ。秩父に数カ所あり、「働Co-living」というブランド名で展開されている。今回は、その中で働Co-living みなのsubako働Co-factory みなのLABO和空間 多豆働空間働Co-livingの5カ所も行くことができた。

働Co-living みなのsubako

我々が2泊した場所はこちら。1階にコワーキングスペースやキッチン、食堂、シャワー室が併設されていて、2階は宿泊施設になっている。部屋の名前がなんと文豪になっていて、わたしの名前は『城の崎にて』で有名な志賀直哉だった。城崎には仕事で複数回行ったことがあったので、なんだか変な縁を感じてしまった。

ご覧のとおり非常に広く、約10畳くらいあるのではないだろうか。部屋にある設備は洗面台とトイレのみで、浴室はなく汗を流すのであれば1階のシャワー室を利用する。しかし徒歩3分のところに「秩父温泉 満願の湯 – 奥長瀞自然峡」があるので、シャワー室ではなくここの温泉を利用するのが得策。なんと3回も入ってしまった。場所も埼玉のかなり奥まったところであることと、平日ど真ん中ということもあってか非常に空いていて快適に湯に浸かることができた。100%天然温泉なのでお湯がぬるぬるしていて、床が滑りやすく、酔っ払っていたら転んでいるかもしれない。要注意だ。

夕食、朝食は近所のケータリング屋さんから支給されるようで、時間になるとどかっと運ばれてくる。施設周辺にコンビニやスーパーはもちろん、飲食店の類はなにもないので、食事を申し込まない場合には自分たちで相応の準備をしておかないと大変なことになってしまう。いちおう食堂には冷凍食品と即席のご飯は常備されている。(別料金)

到着した日は夕方だったので、みなのsubakoで仕事をして、温泉に入ってそのままよそから来ているメンバーたちと懇親会へ。後半に昔お世話になった大学院の先生とオンラインで繋がることができ、とても楽しく話すことができた。かなりの時間が空いていたと思うが、当時のまま話ができるこの関係性が心地よい。そして眠りについた。疲れているのと酒を飲んだせいで即寝てしまった。

働Co-factory みなのLABO

働Co-living みなのsubakoから車で10分くらい行ったところにLaboがあり、ここは非常に広くて快適なコワーキングスペースで、2日目はそこに移動して仕事。工作などもできるよう、3Dプリンタなども置いてあり、パソコン仕事以外の人も働けるようになっている。実際には、親子の体験教室で盛り上がっているようだ。
椅子がとてもよく、椅子の重要性に気づき購入を検討する気になってしまった。軽く調べてみると、10万円以上するようなのでしっかり検討しなければ。

はしばそば

ランチは働Co-factory みなのLABOから徒歩2分の有名店「はしばそば」さんへ。平日も行列をなしているという噂もあったのだが、この日はご覧のとおり運よく空いていてすぐに入ることができた。店に入ると、食券機が置いてあって、並もり、大もり(400g)、特もり(600g)の3種類のみ。並もりのグラム数を聞けなかったのだが、おそらく200gではないかと思われる。わたしは400gを注文。10分くらい待った頃だろうか、お店のおばちゃんスタッフがそばのみを持ってきてくれる。薬味やつゆ、きんぴらごぼうはセルフサービス。歯ごたえ、喉ごしが最高に心地よく、400gあっという間に完食。量が多いこともあって食べ応えも申し分なし。大満足のランチになった。

和空間 多豆

早くも帰らないといけない日に。最終日は秩父駅近くのコワーキングスペースをいくつか回ることに。もっとも印象的なところは和空間 多豆さん。元々は人が住んでいた古民家を改造してコワーキングスペースとして活用されていて、この中ではマッサージ師が訪問してきてマッサージをやっていたり、手芸職人さんが来て教室を開いたりしていて、近所の憩いの場にもなっているようだった。

帰りも関越道を飛ばして帰ってくる。巡航120km/hくらいだろうか。2時間弱で三鷹に戻り先生と一献。4時間近く飲んでしまって23時ごろ帰る。帰りに高円寺の「らーめん一蔵」さんに立ち寄って野菜味噌らーめんを食べてしまった。

野菜味噌らーめん
野菜味噌らーめん