頭がいい。

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今日もセミナーに参加してきました。
今回のセミナーは米国ヤフー!の1999年までの経営戦略をケースとして扱いました。
ケースを使用しての学習は初めてだったので、昨日の記事にも書きましたが、フレームを使用しての予習が結構きつかったです。
僕の中でのヤフー!の印象は、1人勝ちのイメージがあったのですが、実は数多くの競合たちと戦って今があるんですね。
日本では今も圧倒的な支持を得ていますが、ある側面ではGoogleなどの新興勢力に攻撃されつつあるのも事実です。
あの種のポータルサイトは、広告費が売り上げの大半を占めているので、今後どのような展開をしていくのかが非常に楽しみでもあります。
今日のセミナーでは、びっくりする出会いがあり、なんとクライアントに遭遇しました。
そのクライアントは、直接僕と会ったことはないのですが、ご担当者の上司にあたる方でした。
なぜ学習しに来ているのかと尋ねてみると、部下の教育のためだとおっしゃっていました。参加してみて、いいセミナーであれば、次回は部下を連れてくるとおっしゃっていました。そのご担当者は非常に恵まれた環境にあるなぁとうらやましく思いました。
ぶっちゃけ僕の上司は、自分の子供の教育には熱心そうだが、僕ら部下に関しては全くもって関心がなさそう。もっと言えば「自分で勉強しろ」と言われたこともあったっけ。
また、昨日のセミナーと言い今日のセミナーと言い、頭のいい人たちは話がうまい。
これは頭のいい人に関しては、全員に言えることだと思う。とても分かりやすく話ができるのである。
いま一緒に仕事をさせていただいている、大手広告代理店出身で今は独立されたご自身のみで仕事をしている方も、やはり話がうまく、とてもクレバーにJOBをこなしていく。
時に厳しいオーダーもあるが、なぜそれをしなければならないのか、なぜこのJOBが発生しているかを事細かに説明してくれる。
ただ「やれ!」と言われてやるのに比べれば、圧倒的にモチベーションが高くなる。これが人身掌握術とでも呼ばれるものの1つなのか。
人の上に立つ人間は、何よりそういったカリスマ性の構築が必須であることは言うまでもない。
また2週間後にケースを使用したセミナーに参加する予定。
次回は、全く畑違いの「製鉄業」の話なので、予習はおろか業界勉強から始めなければ…。

余談だが、「ヤフー!」の表記は「!」込みで正式な名称らしい。
「ヤフー」では別の企業が登記しているため、”やふー”という音で登記したかった米国Yahoo!代表は「!」を付けて登記したそうだ。