第42回 東京モーターショー。
車にはあまり興味がないのだが、とても話題になっているし、これまでと違って幕張ではなく東京ビッグサイトでの開催でもあるので、流行や演出手法の勉強がてら東京モーターショーに行ってみた。
モーターショーには幼少のころによく父親に連れて行かれていたが、自分が大人になってからは初参加のイベント。おそらく二十数年ぶりの見学である。
今日は最終日ということもあってか、とにかく人の出がものすごい。新宿からりんかい線直通の電車で向かったのだが、大井町駅でりんかい線はほぼ乗車率100%を超えていたのではないかと思う。
入場してから道なりに歩んで、まず西2ホールに入る。ダイハツの展示から見ることになったのだが、これはコペンという車らしい。前述のとおり興味が希薄なので「ふ~ん」といったところ。
本当は若かりし頃に憧れた「ハチロク」を見たかったのだが、なんとハチロクを見るのは40分待ち。そこまで待ってみるほど固執していないので、人の流れに身を任せてたどり着いたのが、この車。トヨタのハイブリッドコンセプトカーらしい。(GRMN SPORTS HYBRID Concept Ⅱ)
今回のモーターショーは時代の流れの中でしょうがないのだろうが、国産車の展示ブースはすべてエコやらハイブリッドやらを謳っていて、幼少のころに見た「スーパーカー」などの夢はどこへやら。あまりに現実的過ぎてやや興醒め。
僕はなぜだか”VIPカー”が好きなので、このようなレクサスは大好き。数年前はセルシオを中古で買おうと思っていたのだが、買おうと思ったら大学院に進学することになってしまい、卒業してから買おうと思ったのだがマンションを買うことになってしまったので、セルシオを購入する番はなかなか巡ってこないのである。
この車はこの展示会で2番目に欲しいと思った車。
Jaguar XKR-S。あんまり興味はない。たまたまいいアングルにたどり着いたので1枚パチリ。
CITROËN DS3 Racing。これも上のジャガー同様あまり興味ない。同じくいい場所に来たので1枚パチリ。
これも同じく興味ないのだが、真正面に来られたので1枚パチリ。mini。
スケスケのBMWが話題になっていたのだが、とにかく人の群がり方がハンパじゃなくて、こんな中途半端な写真しか撮れなかった。現行車の展示がほとんどなので、興味がある方は直接ディーラーに行く方が圧倒的によい。
西3,4ホールはスマートエネルギーの展示。これは興和テムザックという会社が開発している「KOBOT V」という三輪車。おもしろそうなのでぜひ乗ってみたい。
いつもお世話になっている東京ガスさんと積水ハウスさんもきちんと出展されてました。これは燃料電池エネファーム。個人的には目新しさは一切なし。
東ホールに移動して、最初に見たブースはマツダ。マツダは日本名にこだわり始めたのか、この車は「TAKERI(雄)」って名前だった。この横には「魂動」なんて車も置いてあった。なんかちょっと狙いすぎな感じ。
スバルのブースではなんだかいい場所に入れたのと、プレゼンテーションの時間がちょうどよかったので、この「ADVANCED TOURER」は非常にゆっくりと見学。ここで流れていた映像が秀逸で、停まっている車が本当に走っているように見えるような演出になっていた。
メルセデス。いつか乗りたいと思うんだけど、この類の車は自分で運転するよりも誰かが運転している車の後ろに乗るのがよさそうだ。今回の展示会で1番欲しいと思った車かな。
YAMAHAのかわいい原チャリ。
こういうの乗ってもいいけど、停めておいたら盗まれそう…。
これはあんまり興味がなかったんだけど、たまたま順路にあったので。僕の生活にはあまり関与しなそうだ。
今回の展示会で非常に目についたものなのだが、案内パネルがすべて(?)iPadになっていた。パネルを左右にドラッグするとほかの情報が出てくるようになったいるのだ。ただ、展示物が自動車という大きなものだからかもしれないが、展示会場ではパネルのサイズが若干小さい印象だ。
ビートルももちろんありました。しかし人気過ぎてしまって正面には回れず。横から1枚パチリ。
この展示会で一番ブースがかっこよかったと思えるAudi。Audi自体はあんまり興味がないのだが、ブースのデザインにつられて入ってみた。
なでしこJAPANに「A1」を貸していることは記憶に新しいのだが、SAMURAI BLUEの車があるのは知らなかった。偶然空いていたのでいい感じに写真を撮ることができた。
最後はポルシェ。ここのブースもとりあえず死ぬほど混んでいて、まともに見ることはできなかった。
このイベントは大勢の方が集まって、イベント自体は成功と言えるのではないかと思う。が、あまりの混みように導線とかはほとんど関係ないし、見たいものが見られないというストレスが残った。運営側の今後の課題かな。