前日に酒を深く飲むなどしてあまり食事を摂らずに寝ると、異様に腹が減っている朝がある。そんなとき、会社に向かう道すがら非常に悩むタイミングがあり、それは立ち食いそば屋さんに寄るかどうかだ。

わたしは麹町にある会社に勤めているが、四ッ谷から市ヶ谷方面に歩き、麹町へ向かう。その道中にある「そば処 瓢箪」さんが気になって気になって仕方がない。こちらはテレビなどでもたびたび取り上げられる、知る人ぞ知る有名店。ある日、意を決して立ち寄ることにしてみた。

朝の8時40分ごろの入店なのだが、ほとんど客はいない。そりゃそうだろう、みんな足早に勤務地に向かっている。軽い二日酔いのボーっとした頭でそばをすすっているのはわたしくらいのものだろう。

オーダー方式は、一般的な立ち食いソバのキャッシュオンではなく、食券を購入してカウンターに渡す方式だ。今日は山菜そばを注文。オーダー時にそばかうどんかを選択可能である。わたしは立ち食いの店では概ねそばを注文する。理由はなぜだかわからない。注文からおおよそ30秒くらいでできあがり。七味をしっかりふりかけて一気にすする。うまい。気温が下がってきた朝なので、食道から胃袋に向かってそばの温かさが大変にしみる。

これからますます寒くなってくるので、これは重宝する朝の活動だ。