ヤバい方。
- 2007.09.27
- 日記
昨日に引き続き、今日もダーツバーに寄ってみた。やはりハマってしまっているようだ。
入店して目に飛び込んできたのは、やばそうな2人。これまでの経験上、やばいことは間違いないだろうと思っていたら案の定…。若い坊主頭と、ビシッとスーツを決めた親分肌のお2人。金持ってそうだ。坊主頭は、頭に思いっきり切った後があって、何があったのか想像ができてしまう。やんちゃして恐らく何かで割られてしまったのだろう。
「触らぬ神にたたりなし」という言葉を信じ、彼らとは遠いところに着席して、店員のお兄ちゃんとお話をしていた。「明日は健康診断だし、そろそろ帰ろうかなぁ」なんて言っていたら、坊主頭からお声がかかる。
「おう、お兄さん、ダーツ勝負しようや。負けたら勘定な。」
僕は往々にしてそうだ。危なそうな方からはよくお声がかかる。
おいおい、バカ言ってんじゃないよと言い返したいところだが、ダーツで勝負すればいいのだ。自分で言うのもアホだが、僕は何気に強運を持っていると思っている。「絶対に勝てる」という無駄な自信があったのだが、僕は来たばかりだし、相手は何をどれだけ頼んでいるのか分からない。万が一負けてしまった場合に高額な勘定だったら困るので、「ドリンクを賭けましょう」と提案。すんなりOKしてもらって、いざ勝負。
カウントアップという、8R投げて合計点を競うもっともポピュラーなゲームで勝負は開始されたわけだが、酔っているし今日はまだ投げていないしで、なんとなくおぼつかない。しかし勝負は始まっているので、やるしかない。結局ゲームが終わってみると、僕は558点(決して高くはない)、相手は280点くらいでおおよそダブルスコアでの快勝だ。
しかし…
勝ってしまったがため、帰してもらえない。こんな勝負を10回くらいやったのだろうか、僕が負けるはずがないのだ。ハーパーロックが対象ドリンクだったのだが、さすがに多くは飲めないので勘弁してもらい、毎回勝っては「ハーパーソーダ割り」をゴクゴク飲む。いよいよ酔い酔いになってしまい、明日の健康診断どころではない。きちんとあいさつして釈放してもらった。
おかげさまでお会計がすごく安かったのは言うまでもない。
最終的にはすごく仲良くなってしまい、有事の時には出動してくれるそうだ。ちょっぴり心強い人が仲間になった。