東北地方太平洋沖地震。

東北地方太平洋沖地震。

このたびの大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申しあげます。
今回の大地震について、記録として残すためにブログにアップします。
僕のこの日は四ツ谷オフィスに勤務の日で、ちょっと遅めのランチのため、「ARMWOOD COTTAGE」に後輩たちと一緒に4名で出かけた。この店は駐車場の2回に簡易的に作られたお店で、座ってるだけで微妙に揺れているのだ。震度1~2くらいの揺れが常時発生している感じ。
前日に後輩たちだけでこのお店に行って気に入ったようで、彼らは2日連続で訪問。僕は初めての訪問となった。
食事を終えて会社に戻り、上着を脱いだりしてさぁ席に着こうかと座った直後の14時46分。先のお店にいたような軽い揺れからいままでに経験したことのないくらいの揺れに発展。
女子社員は怖がるし、男性社員も青白い顔をしているしで、僕だって怖かったけど一緒に怖がっていたらしょうがないので、平静を装い揺れが収まるのを待っていた。
そして社内はこんな感じになってしまった。窓の外をのぞくと冒頭の写真のような状況に。ガラスの落下を防ぐために中央分離帯まで人が出ているのだ。車にはねられなくてよかったなと…。

社内1
社内2

電車もまったく止まってしまい、自宅が近所の先輩の信岡氏と一緒に徒歩で帰宅することにした。
ひたすらに歩いて1時間とちょっと、見慣れた街並みになり、焼き鳥屋の「川中屋」で一杯やっていこうということに。地震のはなしもほどほどに会社のはなしなんかで一杯どころかしっかりやってきた。
「こんな非常事態に不謹慎な!」なんてお叱りを受けてしまいそうだが、念のため弁解をしておくと、まず、地震直後の報道ではこれほどまでの被害が伝えられていなかったこと。そして歩いている間の1時間以上は、テレビなどからの情報がまったく入ってこないので甚大な被害であったことを知らなかったことで、地震(この場合は津波か?)の被害を正しく理解していなかったのである。さらには歩いている人たちが、普通に歩いているので僕自身もなぜ歩いているのか理由がよくわからなくなるくらいだった。
焼き鳥屋さんの横の電気屋さんのテレビで、国内観測史上最大のM8.8(現在は9.0に訂正)の大地震であったことや、JRをはじめとする電車が終日動かないことを知ったのだった。
いまは、一刻も早く被災地が復興することをただただ祈るばかりである。そして、手伝えることは積極的に手伝っていきたい。