蒲田へ。
蒲田へ
弟に用事があり、彼が住んでいる蒲田まで繰り出す。本当は弟がわたしの地元の方南町まで来てくれるということになっていたのだが、蒲田などめったに行かないことと、わたしの用事であることからこちらから出向くことにした。
方南町から蒲田へはなかなかに交通の便が悪く、丸ノ内線~山手線~京浜東北線というルートで約1時間くらいかけて行かなければならない。それはそれで退屈なことなので、路線バスで向かうことにしてみた。こちらのほうが時間がかかるのであるが、べつに急ぐ旅ではない。
11時過ぎに出発して到着したのは13時前。約1.5時間もかかってしまった。天気のいい土曜日の日中ということもあってか環状七号線が非常に混んでいたのが原因だ。
金春本店
互いに朝からなにも食べていないのでまずはランチを。蒲田で有名なのはやはり羽根つき餃子だろうか、弟の家の近くにある「金春本店」さんに入店。1階は混んでおり2階に案内される。1階は妙ににぎやかだったので静かな2階に通されてラッキー。
こちらがその有名な羽根つき餃子。余裕で食べられるだろうと思って2人前を頼んだのだが、皮が分厚くてそれをやっつけるのに必死になってしまった。このほかに、四川風麻婆豆腐、レバニラ炒め、春巻き(4本)を注文していたからだ。餃子しか写真を撮っていないのだがその他の食べものも普通においしかった。とくに四川風麻婆豆腐はニンニクがよく効いていて好みの味だ。四川風というわりに山椒はほとんど使われていなかった。なぜだ。
2軒目
せっかくの蒲田散策なので金春本店さんでの食事はそこそこにしておいて、少しぶらぶら。西口に移動してきて歩を進めていると気になるお店にぶつかった。その名も「壱番隊 昔懐かし定食や」さん。名前からして魅力的。それ以上に店の佇まいもご覧のとおり魅力的である。これは入るしかない。
席はコの字型のカウンターのみで、先客が5名ほどいて、たまたまわたしたち(3名)が横並びに座るには足りなかった。一番端のご婦人二人組が席を詰めてくださって無事着席。
この店構え。どうですか。渋すぎでしょう。
店内はこんな感じ。家庭料理がカウンターの上を所狭しと並んでいる。
さっき中華を食べたばかりだったのだが、なすの煮びたし(胡麻和えに変化)、鶏のから揚げ、卯の花(突き出し)、切り干し大根、ドイツソーセージ(2本)を注文。ウーロンハイを飲もうと思ったらこのお店はほうじ茶割りになるとのことで、それを頼んだら香ばしくておいしい。新たな発見。料理もすべておいしい。近所にあったら毎日通いたくなる良店。2018年第1クオーターBESTレストラン。
さっき席を譲ってくださったご婦人たちとも話が盛り上がり2時間ほど過ごしてしまったか。
3軒目
しこたま食べて飲んでして帰途に着く。帰りはバスではなく電車で帰ることに。京急蒲田駅から、京急線~山手線~井の頭線と永福町駅をチョイス。永福町駅から帰るとなると必ず立ち寄るのが「狸小路」さん。ものすごくおいしいというわけではないのだが、飲んだあとにちょうどいい麺の量と味の濃さのため、どうしても吸い込まれるように立ち寄ってしまう。
こちらが大好きな味噌ラーメン。妙な酸味があるのだがとても美味。別で提供されるおろしニンニクと豆板醤で味変して楽しむととても得した気分になる。なぜならこんなにしっかりしたラーメンがなんと650円。コスパが良すぎます。
ちょっとした用事で蒲田に行ったのだが食い倒れ珍道中のようになってしまって、明日からの体重が思いやられる。
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