2011年

第42回 東京モーターショー。

車にはあまり興味がないのだが、とても話題になっているし、これまでと違って幕張ではなく東京ビッグサイトでの開催でもあるので、流行や演出手法の勉強がてら東京モーターショーに行ってみた。モーターショーには幼少のころによく父親に連れて行かれていたが、自分が大人になってからは初参加のイベント。おそらく二十数年ぶりの見学である。今日は最終日ということもあってか、とにかく人の出がものすごい。新宿からりんかい線直 […]

韓国旅行。

<DAY 1> 夏休みをまともに取れていなかったので10月の24日と25日に休みをいただいて韓国に行くことにした。かねてから「初めての海外はイタリアに行く」となぜか勝手に決めていたのだが、残念ながらそういう機会が一切なかった。今回は高校時代の悪友が韓国駐在になったこともあり、慣れてる人間がいる方が安心ということで韓国に。 本記事は3日分の話を一気に書くので、本ブログ史上もっとも写真が多くて、文字量 […]

東京シティサイクリング 2011。

今年も東京シティサイクリングに参加してきた。(昨年の記事はこちら)3日ほど前から扁桃腺が腫れて熱が続いていたので、辞退しようかとも思ったのだが、ずっと寝込んでいても本格的な病人になってしまうと、気合いで無理やり参加することにした。 集合場所の東京都庁前都民広場に早く着きすぎてしまって、待ち時間が非常につらく。1人での参加であるため時間つぶしは写真を撮ることくらいしかできず。 待つこと約1時間、よう […]

スカイアクアリウム2011。

六本木ヒルズ森タワー52Fで開催されている「スカイアクアリウム 2011」が9月25日までだということで慌てて行ってきた。ほとんど言及することがないので、フォトアルバム的に。入るとまずは錦鯉と日本の四季が表現された映像が流れる「水中四季絵巻」という水槽がある。鯉が泳いでいる水槽に向かって、プロジェクターから映像が投影されているのであるが、「鯉は眩しくないのかな?」なんて余計なことを考えてしまう。 […]

東京スカイツリー見学 Vol.3。

今年2回目の東京スカイツリー見学。前回はGW中にふらっと。というわけで、東京スカイツリーは行ったばかりなので、あまり行く必然というのはなかったのだが、じつは、前日にMBA時代の仲間たちとBBQをやって、そこで摂りすぎたカロリーを消費することを目的として、前日のBBQ参加メンバーの有志で大阪在住の仲間の希望もあって東京スカイツリー見学ポタリングに行くことになった。僕自身は自宅から自分の自転車を乗って […]

方南町→馬事公苑→等々力緑地→等々力渓谷→駒沢オリンピック公園→方南町。

  • 2011.08.27

2011年9月18日(月)に開催される、「東京シティサイクリング2011」にエントリしたのもあるし、今日は二日酔いでもないし気候は涼しいしで、久しぶりに自転車に乗ることにした。たぶん、ゴールデンウィーク以来。今回の目的地は等々力緑地と等々力渓谷。自転車本でもよく取り上げられる公園だ。すっかり空気の抜けたタイヤに空気を入れるだけで息が上がるくらい運動不足であるので、前途不安だ。 まずは最初の経由地で […]

『池波正太郎の銀座日記(全)』

  • 2011.08.21

これはおもしろい。僕も晩年はこんな生活ができたらなぁなんて思ってしまう。著者は食べることが大好きで(”食道楽”という言葉を使いたいのだが、巻末の解説部分に「食道楽なんて腑抜けなものではない」なんて書かれているために使うことができない)、銀座界隈の食べ物屋さんが実名でたびたび登場しているので、今度は自分でその店をめぐってみたいと思う。良書。

『収監』。

  • 2011.08.14

すべてに賛成するのは難しいかもしれないけど、やはりホリエモンのパワーはすごい。そこには大きな夢がある。

『メガヒットの「からくり」―実例で読み解く発想法とテクニック』。

  • 2011.08.07

MBAに通う前に、著者の外部セミナーにちょこちょこ通っており、新しく本を出されるということで買ったものの、レポートや修士論文に追われてずーっと読まずに放置されていた1冊。ようやく読了。中身は「SONY PS3」や「Nintendo DS」、「雪国まいたけ」などのヒットの秘密を、マーケティングの基本フレームワークであるSTPや4Pなどで解説していくもの。このような初心者向けの書籍には珍しく、価格戦略 […]

『星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則』。

  • 2011.07.31

星野リゾートのケースはMBA通学時代に散々いろいろなところで拝見して、その”おもしろさ”を知っているので、この本も店頭で手に取ってみた。その時には本書の姉妹書である『星野リゾートの事件簿』とともにだ。経営はよく「アート」&「サイエンス」と語られる。星野社長は自身に「アート」の資質はないと自己分析しているがため、徹底的に経営理論を勉強して実行されているそうだ。MBAホ […]

『論点思考』。

  • 2011.07.30

LAP2。最近物事を考えるときに、拡散的になって来ている気がしたので再読。内田先生の本は、ホントに読みやすくておもしろい。そして、明日からでもすぐに実践できるノウハウが満載だ。ぜひ若いビジネスパーソンに早いうちから読んでいただきたい1冊。

『すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート』。

  • 2011.07.30

この本もまた内田和成早稲田ビジネススクール教授が参加されているので、以前から興味があった。出向先の仲間から貸していただいたまま忘れていたので、一気読み。丹羽宇一郎中国大使(元・伊藤忠商事会長)のパートがもっとも勇気づけられた。全体にイラストも多くわかりやすい構成になっているので、いつでも振り返って読める良書だと思う。

『ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール』。

  • 2011.07.30

四ツ谷オフィスの先輩の影響で、ぼくが作成する資料はほかの人が作るそれよりもきれいだという自負があるのだが、ただきれいなだけではなくて、より一層説得力のある資料にするために一読してみた。とくにChapter 4と5は常に役に立ちそうだ。これまたオフィスの机に置いておきたい1冊だ。

『お金はいつも正しい』。

  • 2011.07.02

久しぶりにホリエモンの著作を。収監が決まってから発売された本作と『収監』をamazonで大人買い。前著の『君がオヤジになる前に』と同様にホリエモンのビジネス理論と”お金”に関する意見が世の中へのアンチテーゼ的に書かれている本。「一稼ぎしたホリエモンだからこそ簡単に言えることだ」と思わなくもないが、とにかく徹底して合理的。だからこそすべてにおいてスピード感がある。時間ベースで […]

『逝年』。

  • 2011.06.29

息抜きにと久しぶりに石田衣良作品を読んでみた。前作『娼年』の続編であるということだったが、前作同様かなりエッチな内容で…。息が抜けすぎてしまった。売春を通じて、熟年女性をとても美しく描写する作品。

『柳井正の希望を持とう』。

  • 2011.06.25

朝日新聞土曜版『be』に連作されていたコラムをベース再編集された、ユニクロ柳井社長の新書。急成長したユニクロの経営哲学と柳井社長のマインドがたっぷり詰まった1冊。前著『一勝九敗』があまりにおもしろかったので、読んでみたのだがやはりおもしろかった。仕事に疲れることがあったとき、もう1度読もうと思う。P.25「自分自身を変えていき。どうやって成長していくかを真剣に考える。ほんとうに成長を考えて、準備を […]

『一勝九敗』。

  • 2011.05.24

ユニクロ社長、柳井正氏の経営哲学に関する一冊。ユニクロの成長過程を、社長自らが包み隠さず解説。組織行動の教科書といっても過言ではないが、こういうケースものは、「その企業だから実現できた」ものであってすべての会社にあてはまるものではない。いかに自社に応用できるかが肝である。以下に印象に残ったフレーズを引用しておく。P.83「失敗は単なる傷ではない。失敗には次につながる成功の芽が潜んでいるものだ。した […]

『岡本太郎』。

  • 2011.05.12

2008年、渋谷駅にある『明日の神話』をはじめて見てからすっかり岡本太郎の虜である。クリエイティブな仕事をしているにもかかわらず、芸術にはあまり興味を持てず、初めて絵を見て感動した作品だ。それから南青山の岡本太郎記念館にも行き、川崎市の岡本太郎美術館にも行った。その後本書に出会った。ずいぶん前に購入して放置していたのだが、今年彼が生まれて100周年ということで、国立近代美術館での岡本太郎展に出向き […]

『現代ホームレス事情―大阪西成・あいりん地区に暮らす人々を見つめて』。

  • 2011.05.07

このGWは日本の東西を代表する通称「ドヤ街」といわれるところに出かけた。ほとんど予備知識を持っていなかったので、飄々と訪問することができたのであるが、あと付けで本書を読むことで知識の定着を狙った。いわゆる「フィールドワーク」と「文献検索」を実施したのだ。事前に予備知識を入れていたならば、今回のペースで訪問できていたかどうかはちょっと疑問だ…。本書は、同じような内容が何度も書かれているの […]

東京スカイツリー見学 Vol.2。

昨年のGWに引き続き、東京スカイツリー見学を。実は先日、大阪の「あいりん地区」に行ったので、東京の似たような場所「山谷」に行ってみようと思い立ったのだ。東京スカイツリー方面は2回目ともあり、写真の撮影数も極めて少ない。前回とは違って天気も悪く、写真もあまり美しくない。 「あしたのジョー」で有名な泪橋。ここから少し南下すると、目的の山谷である。しっかりと巡回したのだが、とてもじゃないけど写真を撮れる […]

『マーケティング・アンビション思考』。

  • 2011.04.20

去る2011年3月9日に、嶋口教授と食事をしたことがきっかけで、長いこと積読になっていた本書。ようやく読了することができた。マーケティング論や戦略論で有名な方々が書いているだけあって、簡潔ながらも深みのある1冊だ。中には哲学的な記述があり、なかなか読み進まない章もあるが、これは自分自身の経験が足りないからだろうと納得する。経営戦略やマーケティング戦略を考えるうえで、立ち返りたい本である。

『びんぼう自慢』。

  • 2011.04.01

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震のおかげで、すっかり本なんか読む気がなくなっていた。しかしそろそろ読書も再開しようかと思った矢先、一橋MBA教授であり、2010年ビジネス書のベストセラー『ストーリーとしての競争戦略』の著者でもある楠木建教授が推薦していたのが、この本である。これまでは、落語のことなんかこれっぽっちも興味なんかなかったのだが、その先生がおすすめしているとあり、さらには地震で […]

東北地方太平洋沖地震。

このたびの大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申しあげます。今回の大地震について、記録として残すためにブログにアップします。僕のこの日は四ツ谷オフィスに勤務の日で、ちょっと遅めのランチのため、「ARMWOOD COTTAGE」に後輩たちと一緒に4名で出かけた。この店は駐車場の2回に簡易的に作られたお店で、座ってるだけで微妙に揺れているのだ。震度1 […]

『ソーシャル・ネット経済圏』。

  • 2011.03.09

早稲田MBA教授、根来先生が推薦されていたので読んでみた。現在のソーシャルブームをケースを基に書かれていて非常に参考になる1冊。修士論文執筆中に発行されていたら大変助かったのに…。

『星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?』。

  • 2011.02.19

MBA在学中に知った、リゾート再生請負の星野リゾートさんのケース集。おもに経営不振からのV字回復をいかにして解決していくかを11のケースで紹介している。神戸大学MBAの小川進先生がTwitter上でご紹介されていたので読んでみた。いずれのケースでも目立つのは、星野佳路社長のリーダーシップである。「リゾートをよくしたい」という自身の熱意をスタッフ全員に浸透させている方法は秀逸である。本書は組織行動の […]

『ソーシャルストリーム・ビジネス Twitter、Facebook、iPhone時代の消費者を巻き込むビジネスの新ルール』。

  • 2011.02.10

仕事で必要だったので、一気読み。この手(ソーシャルメディアに関連する)の書籍や雑誌を最近読むことが多いのであるが、この書籍は「facebookはすごい!」という通り一遍の解説ではなく、リクルート社がソーシャルメディアを運営したノウハウを忠実に落とし込んでいるので、方法論としては大変参考になる一冊。ユーザーの集め方からリスク管理まで一気通貫で把握することができる。スマートフォンに関する記述もあり、辞 […]

管理過程論(ファヨール)。

  • 2011.02.05

ファヨールは、企業の活動を6グループに分解。管理的活動の重要性について主張した。 技術的活動(生産、製造、加工) 商業的活動(購買、販売、交換) 財務的活動(資本の調達と管理) 保全的活動(財産と従業員の保護) 会計的活動(貸借対照表の作成等) 管理的活動 管理的活動は以下の5つの要素から成り立っている。 予測:将来を吟味し、活動計画を作成すること 組織化:企業の物的並びに社会的な二重の組織を構成 […]

科学的管理法論(テイラー)。

  • 2011.02.03

テイラーは19世紀末に、組織的怠惰や成り行き経営の改善を行った。 (1)課業管理の徹底と差別出来高給制の導入 仕事の成果の客観測定のための4つの管理原則を提示。 大いなる日々の稼業(課業の明確な割当て) 標準的諸条件(仕事の標準化、単純化、専門化) 成功に対する高賃金の支給 失敗に対する低賃金の支給 (2)業務組織の改革と職能別職長制の導入 1人の職長にすべての管理機能を一任させるのではなく、職能 […]

『1枚の「万能メモ」に書き込むだけ 瞬時に「話す」「書く」技術』。

  • 2011.02.01

MBA時代の先生に「how to本は読むな」と言われていたのだが、久しぶりにhow to本を読んでしまった。しかもたった3時間くらいで。僕が大好きな内田和成先生が推薦していたからだ。「メモ」を中心に、ビジネスを潤滑に進めていく方法が書かれているのであるが、「メモ」をツールの一部として、顧客との交渉からプレゼンまで、いかに優位に進めていくかを語った本。5W2Hという一般的な機軸をいかにしてまとめてい […]

イノベーション。

MBA NO IMAGE

先日のプレゼンの打ち上げ時に、「イノベーション」という言葉が出てきて、とらえ方がそれぞれ違っていた。また、先週の土曜日に母校のセミナーへ行った際にも、「イノベーション」という言葉がキーワードとなっていたので、いま一度見直してみたいと思う。さらには、前回の記事で「イノベーションについて書く」と言ってしまったので有言実行します。僕自身も、修士論文ではWeb2.0時代に生きる、ネットベンチャー企業を題材 […]

『逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録』。

  • 2011.01.29

殺人犯が著者となっている本を読むことを善とするか悪とするかという議論もあるようだが、本編には関係がないことなので、ここでは触れない。殺人を犯して、ひたすら逃げなければならないという強迫観念にとらわれている人間の行動というのは、僕らの想像をはるかに超越していた。こういうことをできるから、人を殺せるのか、殺してしまったからこういうことができるのか判断に悩むところだろう。しかしながら、日に日に感謝や懺悔 […]

アウグスビアクラブ 六本木店。

今年から、職場が変わっているんだけども、週のうち1/3は自社に勤務しているため(?)、自社の仕事もしなければならない。そこで、日本を代表するビール会社に対して来年度の企画提案を行った。企画内容の詳細を語るわけにはいかないけども、いま流行りに流行っている「facebook」を活用したプロモーションを提案。(facebook内に私も存在します。ご興味ある方はローマ字で名前検索でもしてください。)提案前 […]

『世界を知る力』。

  • 2011.01.23

私のキャリアの中で、とても大切な大切なクライアントからいただいた1冊。寺島さんの本は1度読んでみたいと思っていたのだが、なかなか自分で購入するジャンルではなかったので、ありがたく読ませていただいた。世界と日本の中国のとらえ方が随分と違うことを知ったことがもっとも印象的。さらには知を得ることは感情論であるところにも共感。多摩大学大学院の講演にも行ってみるかな。

中小企業診断士。

なにを思ったか、またもやあまり得意でない勉強を始めようと思う。勉強しなきゃいけないことはいろいろとあるのだが、大学院で勉強したことを活かしながら学習できるのではないかと思い、「中小企業診断士」とした。昨年、マンションを買った際に、「宅地建物取引主任者」もおもしろそうだなぁと思ったのだが、現在の仕事にあまり関係がなさそうなので、見送ることにした。TACや大原などの専門学校に通うことも考えたのだが、通 […]

年末年始雑感 2010-2011。

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申しあげます。今回の年末年始は、風邪による熱のために、文字通り寝正月です。久しぶりの更新になっちゃった。気がつけば2ヶ月ぶり。よく、「Twitterを始めてしまったから、ブログの更新が滞る」なんてコメントやら投稿を見かけますが、僕はあまりそうは思いません。単純にモチベーションと暇な時間の問題だと考えます。とくに僕の場合は、投稿数と暇の相関は極めて […]