Apache Geronimoの最近の記事

Geronimo事始め - その2

あれから久しぶりにGeronimoに取り組んでみた。
現在は1.1.1というバージョンも出ているようだ。
さっそくダウンロードしておく。

以前は、1.0ベースでデータベースプールの設定までやっていたと思う。
それ以降の工程については触れていなかったが、実はアプリケーションのデプロイに
豪快に失敗していたのだった。

あれから1.1ベースでデプロイを試みるものの、うまくいかず。
しばらく放置していたのだが、本日再デプロイを試みる。

以前から出ていたデプロイエラーは、web.xmlに記載された日本語がどうも原因のようで、
「UTFは3バイト文字がどーしたこーした」と書かれていた気がした。
※ログをとってなかったのが本当にもったいない!!不覚。。。

で、今回はweb.xmlから日本語を全て排除し、geronimo-web.xmlという、
デプロイメントプランファイルも作成した。

antでコンパイル⇒war形式へアーカイビング。
いざ1.1のdeployフォルダへパサッとwarファイルを置いてみると、
なんとまぁ、ものの見事にデプロイが完了してしまった!!
だが、ここでまた問題が発生。
1.1ではデータベースプールの設定をしていなかったので、
慌てて設定するものの、1.0のような挙動を示さず、
なぜか「もう設定されてるよん♪」とメッセージが出ていた。
じゃあ、と思ってアプリを起動してみるものの、当然ながら
繋がる気配なし(トップページのJSPは表示された)

じゃあ1.1.1だ!!
とゆーことでデータベースプールの設定をするものの、
こちらもエラーとなる始末。
またこちらはデプロイもできなかった。

で、現在のステータスは以下の通り。
●Geronimo1.0
DB設定:完了
デプロイ:失敗
▲Geronimo1.1
DB設定:失敗
デプロイ:完了
■Geronimo1.1.1
DB設定:失敗
デプロイ:失敗

デプロイの件は、何となく理由が分かっていて、
1.1ベースのデプロイ面とプランが影響しているのでは?
と思います。

また調査。
とりあえずちょっと前進。

参考URL
Apache Geronimo
JavaWorld Online - 先進DIコンテナ「Apache Geronimo」、「HiveMind」を試す
※ちょっと古めの記事です。

Geronimo事始め

| コメント(1)

Apache Geronimoを使って、Tomcatで構築したWebアプリをマイグレーションしてみようと思いました。DBも利用したいので、まずはデータソース設定まで。

■インストール
は、とっても簡単です。
Geronimoの公式ページからダウンロードしたzipもしくはtarボールを解凍して、
好きなところへ配置、でOKです。

■ライブラリ登録
GeronimoでWebアプリ(Java)から使用するデータソースは、「データベースプール」と言うようです。「データベースプール」の設定をするには、まずJDBCドライバのライブラリ登録が必要です。

  • Geronimoを起動して管理コンソール:http://<servername>:8080/console/へアクセスします。

  • 左フレームにある[ Common Libraries ]をクリックして、JDBCドライバを登録する【ライブラリ登録画面】で必要な情報を入力します。

  • - 入力例 -  (Oracle用のJDBCドライバを登録する場合)
    File登録したいOracleのJDBCドライバのファイルパス
    Grouporacle(値そのものは任意)
    Artifactojdbc(同上)
    Version1.4(同上)
    Typejar

  • 正常に登録されると、${GERONIMO_HOME}/repository 配下に oracle/jars ディレクトリが作成され、ojdbc14.jar ファイルがリネームされて、ojdbc-1.4.jar としてコピーされています。

  • また、登録画面上の「Current Repository Entries」の一覧上にも
    登録内容が反映されています。

■データベースプール登録

  • ライブラリ登録の時と同様、Geronimoの管理コンソールへアクセスします。

  • 左フレームにある[ Database Pools ]をクリックして、【データベースプール登録画面】を開きます。

  • [ Using the Geronimo database pool wizard ]をクリックします。

  • Step1:以下の情報を入力・選択して、Nextボタンをクリックします。

  • - 入力例 -  (Oracleの場合)
    Name of Database Poolデータソース名
    Database TypeOracle Thin


  • Step2:必要な情報を入力選択します。

  • - 入力例 -  (Oracleの場合)
    JDBC Driver Classoracle.jdbc.OracleDriver
    Driver JARoracle/ojdbc/1.4/jar
    DB User NameDBのユーザー
    DB PasswordDBのパスワード
    Port1521
    SIDインスタンス名
    Hostホスト名

  • Step3:今までに入力した内容を元に構成されたConnection URLを確認します。
    例):jdbc:oracle:thin:@<ホスト名>:1521:<インスタンス名>

    必要であれば、その他のパラメータも入力します。
    入力完了後、[ Test Connection ]ボタンをクリックします。

  • Step4:設定に問題が無ければ、テスト結果が表示されます。
    このまま登録する場合は、[ Deploy ]ボタンをクリックします。

■データベースプール登録結果

問題が無ければ、データベースプールが登録され、
「Database Pools」の画面に登録したデータベースプールが
表示されます。

参考URL
月刊JavaWorld 2006年7月号

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