CVSの最近の記事

CVSリポジトリのバックアップ

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Windowsに構築した開発環境用のCVSNTのリポジトリを、
・自動で
・夜間に
バックアップすることになりました。

Linux/UNIXでは色々手法があるようですが、
Windowsではなかなかいい方法が見つからず・・・
フリーの配布プログラム:ZIP.VBSをbatファイルからキックする方法にしました。

こんな感じのバッチファイルです。

rem バックアップスクリプト
echo off
:retry
set D=%DATE%
set T=%TIME: =0%
if not %D% == %DATE% goto retry
set YYYYMMDDHHMMSS=%D:~-10,4%%D:~-5,2%%D:~-2%%T:~0,2%%T:~3,2%%T:~6,2%

rem リポジトリのバックアップを開始します....
CScript MakeZIP.VBS "D:\CVS_BACKUP\%YYYYMMDDHHMMSS%.zip" "D:\CVS\repository"
rem リポジトリのバックアップが完了しました。

※日付書式の抽出は、『機能別/日時を得る - CMD.EXE TIPs』にある書式を
※そのまま利用させて頂いてます。

こうすると、指定ディレクトリに 20080128133240.zip といったzipファイルが作成されます。
特に細かくは制御していないので、CVSのリポジトリフォルダを
丸ごとバックアップしているだけです。

これをWindows Server 2003のタスクスケジューラに組み込み、
起動時間を「毎日0時」に設定しました。

こんな感じのバッチファイルは初めて作成したのですが、
※アプリ屋なのであんまり機会がない・・・
明朝の出勤が楽しみになりました。

参考URL
ZIP.VBS
機能別/日時を得る - CMD.EXE TIPs

CVSNTユーザーのパスワード

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CVSNTユーザーのIDって、OSユーザーと紐付けした情報を ${CVSROOT}/passwd ファイルに"むにょむにょ"って記述していると思いますが、パスワードって設定しています?
あるサイトによると、社内で使うなら設定しないほうが効率的!!なんて書かれていたので、使っていない人の方が多いかもしれないんですけど、これを敢えて設定してみました。

手順は以下の通りです。

■passwdファイルにエントリ追加
cvstest::admin
(書式:CVSユーザー名:CVSユーザーパスワード:OSユーザー名)
※ここでは一旦、パスワードなしで作成。

■passwd設定&暗号化
CVSユーザーのパスワードは、
標準UNIXの関数crypt()で暗号化して登録する必要があります。
※cvstest:cvstest:adminの記述ではダメ、ということです。

なので、パスワード設定したいユーザーのCVSディレクトリへ移動します。
コンソールから以下のように入力します。

# 追加ユーザーは、cvstest
# 環境変数の設定
> set CVSROOT=D:\CVSTEST
# 暗号化したいユーザー名を入力
> cvs passwd cvstest
※2回パスワード聞かれるが、同一のものを入力。

するとパスワードファイルが更新され、
CVSユーザー名:CVS暗号化ユーザーパスワード:OSユーザー名の形式で
並んでいるはずです。

これで、パスワードの設定・暗号化が完了です。
CVSNTサーバの再起動とかは必要ないです。

CVSNTの謎

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先週から一生懸命CVSNT+Eclipseの使い方を勉強していました。
普段あまり使わないので、いろんなパターンを網羅するのに結構疲れました。

で、CVSNTの謎。

EclipseのCVSリポジトリエクスプローラーとの組み合わせで色々問題があるみたい。
kもぶち当たったのが、CVSNT1.11.1.3(Build65)とEclipse3.2 or 3.1.1での「リソースヒストリーの表示」が出ない問題。
調査・実験してみた結果、他の方がネット上で言われているように、
CVSNTのバージョンアップかEclipseのダウングレードしか対応方法がないみたいでした。

「そんなことないよなーCVSNT側の設定だろう」と考えていたのですが、
Eclipseのページでも【相性】について触れられていましたので、設定では諦めました。

調査結果は次の通り。

Eclipse CVSNT 結果
3.0.1 1.11.1.3 OK
3.1.1 1.11.1.3 NG
3.1.1 2.5.02.2115 OK
3.2 1.11.1.3 NG
3.2 2.5.02.2115 OK

CVSNT側が決まってしまっているので、とりあえずはEclipseをダウングレードします。
※全員統一させなきゃなぁ。

参考URL
コメント/CVSの利用 - EclipseWiki
Eclipse3.0のCVSリソース・ヒストリー表示について - @IT Java Solution会議室
Eclipse Compatibility with CVSNT and CVS 1.12.x

CVS事始め

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今週はちょっと趣向を変えて、CVSサーバーを構築します。
OS:CentOS4.4
CVS:バージョン1.11.22

OSのインストール、CVSのダウンロードは完了しているもの、とします。
--------------------------------------------------------------------------
1.OSユーザ作成
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好きな(?)OSユーザを作成しましょう!!
> useradd -d /home/cvs cvs
> passwd cvs
> su - cvs

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2.解凍・インストール
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> #解凍
> tar -zxvf cvs-1.11.22.tar.gz
> cd cvs-1.11.22

> #インストール
> ./configure
> make
> make install

大体いつものソフトウェアインストールと同じですね。

--------------------------------------------------------------------------
3.サーバの準備
--------------------------------------------------------------------------
インストールが完了したら、リポジトリを作成します。

> #リポジトリ作成
> cvs -d /var/cvsroot init
※ここでは /var/cvsroot 配下にリポジトリを作成。

> #接続用ユーザのパスワードファイル作成 (参考サイトより)
> vi /var/cvsroot/CVSROOT/passwd
winuser:xxxxx:cvs
※書式:ユーザー別名:OSユーザパスワード:OSユーザ名

> #CVS が自動起動できるように /etc/inetd.conf を修正 (参考サイトより)
> cvspserver stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd /usr/bin/cvs --allow-root=/var/cvsroot pserver

> #CVS 用のサービスポート番号を /etc/services ファイルに設定 (参考サイトより)
> cvspserver 2401/tcp # CVS

これだけで、CVSサーバーが稼動し始めました。
kはEclipseからちょっと繋いでみましたが、
きちんと繋がりました。
次は、タグ付け(こっちが本命)をやりたいと思います。

参考URL
CVS: Concurrent Version System
CVSインストール
CVSダウンロードページ

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