この間、CVSを用いてソースコードのバージョン管理を…とやっていましたが、
今回はそのCVSより動きが良い、と言われているSubversionです。
Subversionをサーバーとして使うようにセッティングしてみました。
1.インストール
マニュアルを参照しながらサクサク完了。
Windowsならインストーラのダブルクリックですぐに終わります。
2.設定
Subversionのリポジトリに外部からアクセスするには、Webサーバーが必要です。
今回はWindows版のApacheを導入しました。
普通にApacheをインストールして、
mod_dav.so/mod_dav_svn.so/mod_authz_svn.soをロードするようにhttpd.confに設定します。
次にリポジトリの設定をhttpd.confの最後尾に追加しました。
#
# Subversion Settings
#
<Location /svn/repos>
DAV svn
SVNPath "D:\svn\repos"
</Location>
次にアクセス制御の設定を追加します。
<Location /svn/repos>
DAV svn
SVNPath "D:\svn\repos"
AuthType Basic
AuthName "Subversion Authorization Realm"
AuthUserFile "D:\svn\repos\.svnpasswd"
Require valid-user
</Location>
この後、アクセス制御用の.svnpasswdファイルをApacheのhtpasswdを用いて
作成し、D:\svn\repos\にセットします。
設定完了後、Apacheを再起動します。
3.Subversionへ接続
EclipseなどのクライアントからSubversionサーバーへ接続します。
上記の例だと『http://サーバー名/svn/repos』へ接続すると、
ユーザー名:パスワードを聞かれるので先ほど設定した内容を入力し、
問題なければ接続が完了します。
kは問題なく繋げたので、先日からやっているTomcatアプリのマイグレーションソースを
格納しました。
以下の参考URLを見てやると簡単にできると思います。
参考URL
:Subversionサーバの設定
:Subversionによるバージョン管理
:Subversionメモ
:Apacheでユーザー認証を行うには(Basic認証編)
:バーチャルホストによる複数サイトの同時運用