以前ちょっと触れましたが、
今度やる仕事でEclipse RCPを使ってクライアントアプリを作ることになりました。
で、必須要件では無いのですが、一応、Java Web Startで配布できるようにしておいてね、
っていうことになっているので、プロジェクトが始まるまでにそこまでの手法を
サンプルアプリで確立しておかなくてはなりませぬ。
単純な画面一枚では面白くないので、使用予定のDB(DB2)にアクセスして、
データを取得・表示するくらいのアプリは作っておきたいと思います。
遥か昔に同じようなことをやったのですが、サッパリきれいに忘れているので、
思い出しながら手法をメモっていきたいと思います。
参考図書は、↓こちら。
★Eclipse 3.4 プラグイン開発 徹底攻略 Eclipse 3.4 Ganymede対応★
環境はEclipse3.4をベースにやっていきます。
まずは、RCPの概観からの着手です。
新規プロジェクト作成で「プラグイン・プロジェクト」を作成します。
名前は「SampleJWSRCP」にしました。
リッチ・クライアント・アプリケーションを作成する方向で・・・
用意されているテンプレートで「Hello RCP」を使います。
ここはとりあえずデフォルトのままで。
作成が完了したらマニュフェスト・エディターが起動しているので、
下記の箇所の「Eclipse アプリケーションの起動」をクリック。
Hello RCPアプリケーションが起動しました。
次は、ビュー(View)を追加します。
マニュフェスト・エディターの「拡張」タブをクリックし、「追加」ボタンを押下します。
「org.eclipse.ui.views」を選択して、テンプレートの「サンプル・ビュー」も選択します。
特に何も触らず。
追加が完了すると、
パッケージ・エクスプローラに「samplejwsrcp.views.SampleView.java」が。
また拡張ポイントに必要なものが追加されています。
続いて、ソースコードに追記を入れます。
「samplejwsrcp.Perspective.java」を開いて、以下のようにコードを追記します。
コードの追加が完了したら実行してみましょう。
下記のように表示されればOKです。
ということで、とりあえず入れ物と最低限のビューは確保しました。
次回以降で、ビューのカスタマイズ等をやっていきます。