Fujitsu InterstageV7を用いて、Tomcatで構築したWebアプリをマイグレーションしました。
いつも肝になるデータソース設定は以下の通りです。
※使用しているDBはOracle9iです。
①ライブラリ登録
Interstageがインストールされているマシンの任意の場所にOracleのJDBCドライバ(ojdbc14.jar)を配置します。
続いて、Interstageの管理コンソール(http://サーバーアドレス:12000/IsAdmin/)から下記の場所に配置したライブラリ情報を登録します。
Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > 環境設定タブ
J2EEプロパティのクラスパス
例)C:\dbdrivers\oracle\ojdbc14.jar
②データソース設定
Interstageのデータソースを管理コンソールの下記画面から新規登録します。
Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > リソース > JDBC > 新規作成
- JDBCデータソース定義 -
項目名 | 定義内容 |
---|---|
定義名 | データソース定義名 |
データベースタイプ | 「Oracle」を選択 |
- Oracle定義 -
項目名 | 定義内容 |
---|---|
ユーザID | 接続ユーザID |
パスワード | 同パスワード |
データソース名 | jdbc/XXXXX ※アプリケーションから呼ばれる名称 |
ドライバタイプ/ネットワークプロトコル | 「thin / tcp」を選択 |
接続ホスト名 | 接続ホスト名 |
接続ポート番号 | 1521(デフォルトの場合) |
SID | 接続SID |
③ワークユニット作成&設定
アプリケーションをデプロイするために必要なワークユニットを作成し、
データベース接続ライブラリの設定を行います。
Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > ワークユニット > 作成したワークユニット名 > 環境設定 ワークユニット設定のクラスパス
例)C:\dbdrivers\oracle\ojdbc14.jar
④アプリケーションのデプロイ
管理コンソールの以下の画面からアプリケーションをデプロイします。
Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > ワークユニット > IJServer > 配備 配備設定の配備ファイル
⑤ワークユニットの起動
管理コンソールからワークユニットを起動し、
以下のURLにてアプリケーションが確認できます。
http://サーバーアドレス/アプリケーションContextRoot/
参考URL
:Interstage Application Server Enterprise Edition V7.0L10
:Interstage マニュアル(Interstageファミリーのマニュアル群)