Interstage事始め

| コメント(12)

Fujitsu InterstageV7を用いて、Tomcatで構築したWebアプリをマイグレーションしました。
いつも肝になるデータソース設定は以下の通りです。
※使用しているDBはOracle9iです。

①ライブラリ登録
Interstageがインストールされているマシンの任意の場所にOracleのJDBCドライバ(ojdbc14.jar)を配置します。
続いて、Interstageの管理コンソール(http://サーバーアドレス:12000/IsAdmin/)から下記の場所に配置したライブラリ情報を登録します。

Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > 環境設定タブ
J2EEプロパティのクラスパス
例)C:\dbdrivers\oracle\ojdbc14.jar


②データソース設定
Interstageのデータソースを管理コンソールの下記画面から新規登録します。

Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > リソース > JDBC > 新規作成

- JDBCデータソース定義 -

項目名 定義内容
定義名 データソース定義名
データベースタイプ 「Oracle」を選択

- Oracle定義 -

項目名 定義内容
ユーザID 接続ユーザID
パスワード 同パスワード
データソース名 jdbc/XXXXX
※アプリケーションから呼ばれる名称
ドライバタイプ/ネットワークプロトコル 「thin / tcp」を選択
接続ホスト名 接続ホスト名
接続ポート番号 1521(デフォルトの場合)
SID 接続SID


③ワークユニット作成&設定
アプリケーションをデプロイするために必要なワークユニットを作成し、
データベース接続ライブラリの設定を行います。

Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > ワークユニット > 作成したワークユニット名 > 環境設定 ワークユニット設定のクラスパス
例)C:\dbdrivers\oracle\ojdbc14.jar


④アプリケーションのデプロイ
管理コンソールの以下の画面からアプリケーションをデプロイします。

Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > ワークユニット > IJServer > 配備 配備設定の配備ファイル


⑤ワークユニットの起動
管理コンソールからワークユニットを起動し、
以下のURLにてアプリケーションが確認できます。

http://サーバーアドレス/アプリケーションContextRoot/


参考URL
Interstage Application Server Enterprise Edition V7.0L10
Interstage マニュアル(Interstageファミリーのマニュアル群)

カテゴリ

ウェブページ

  • /img
Powered by Movable Type 6.0.1

この記事について

このページは、doctor-kが2006年10月22日 21:37に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「JBossAS事始め」です。

次の記事は「WebLogic事始め」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。