またまたやってきました、恒例(?)の「ソフトウェア in USBメモリ」祭り。
過去には、
・Fedora in USBメモリ
・VMware in USBメモリ
・Android in USBメモリ
をやってきました。
USB化に失敗した例としては、Hyper-VやXenServerなんかがあります。
で、先ほどのエントリでVMware(ESXi)にOpenSolarisをインストールした話を書きましたが、
インストール中にダウンロードページを漁っていたら、気になるリンクが・・・
「OpenSoalris 2009.06」の下のLiveCDの次にUSBとの文字が。
あれっ?と思っておもむろにクリックすると、
「osol-0906-x86.usb」ファイルのダウンロードが開始されました。
どうもOpenSolarisもUSB起動ができるみたいです。
知りませんでした。
ちょっとググってみたら、0811版でやられた方を発見。
⇒OpenSolaris:HPのミニノート2133でUSBメモリからOpenSolarisを起動
※ありがとうございました。
こちら↑を参考にkの手順は以下の通りに。
1.必要なソフトウェアを揃える
OpenSolaris本体と参考先に書かれていたUSBCOPYスクリプトを、
適当なUSBメモリにコピーします。
kはコチラを使用しました。
2.isoイメージあるいはDVDに焼いたイメージでOpenSolarisの起動
OpenSolarisを起動します。
起動したらオートログインかjack/jackでOpenSolarisへログイン。
root(opensolaris)へスイッチしておきます。
ファイルをコピーしたUSBを差し込むとマウントされているはずなので、
ファイルを適当な場所へコピーします。
kの環境では /rmdisk/rmdisk0 にマウントされていたので、
以下のように実施。
root@opensolaris:~# cp -p /rmdisk/rmdisk0/USBCOPY . root@opensolaris:~# cp -p /rmdisk/rmdisk0/osol-0906-x86.usb . root@opensolaris:~# rm -rf /rmdisk/rmdisk0 root@opensolaris:~# umount /rmdisk/rmdisk0 |
※USBメモリのマウントも解除しておきます。
3.USBメモリにOpenSolarisのインストール
コピーを実行します。
root@opensolaris:~# ./USBCOPY osol-0906-x86.usb |
「Completed copy to USB」とメッセージが表示されたら終了です。
kのトコは3分くらいで完了しました。
あとは、USBブートができるマシンにUSBメモリを差し込んで起動すればOKです。
ケータイで撮った写真で汚いので恐縮ですが、いつも仮想化で使用しているマシンで
USBブートしてみた感じのところです。
ML110G5でメモリ8GBなカンジです。
メモリ?CPU?のおかげかもしれませんが、非常に高速に動作しました。
ネットワークもちゃんと繋がるのでネットなんかも見れたりします。
なかなか使い勝手が良さそうなオモチャが出来上がりました(笑